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近代技術のIHクッキングヒーターがあれば、誰でもできます。

レストランでホタテのソテーは綺麗にこんがり焼けているのに、家で焼くと水分が出て、焼き色が付くまでに小さくなって、硬くなっておいしくない。蟹も海老もそう。  そんな経験はありませんか?

 

近代技術のIHクッキングヒーターがあれば、誰でもできます。

 

貧弱なガスコンロをフォローする調理道具、第2弾

IHクッキングヒーターが世にでてきてもう長い年月がたちます。昔、私がフランス料理をやっていたころはまだありませんでした。その頃レストランではガスコンロの上に鉄板を乗せた「ヒートトップレンジ」というものが主流でした。その機器は、ソテー・煮詰め・焼き色をつける動作に最高のパフォーマンスを見せます。それはそれはとても火力が強く、フランス料理で、ソースを作る・煮詰めるなどの他、甲殻類(ホタテ・海老・蟹など)を ”あっ”という間に焼き上げる動作を難なくこなしてくれました。甲殻類をソテーするときなどは、どうしても中から水分が出て,焼きづらくなります。そんなこともおかまいなしの底面からの火力でしっかり焼いてくれます。中華料理店のハイカロリーバーナーの鉄板バージョンといえばいいでしょうか。それくらいパワーがありました。

「”そりゃ”、おいしいはずだ」ですよ、ほんとに。この火力はソース作りにも威力を発揮、こんがりと骨・筋肉・香味野菜をオーブンで焼いて、そこからヒートトップの上でワイン・その他のお酒を入れ、いっきに煮詰めます。その後、ブイヨンを加え、次はガスコンロでとろ火でゆっくりじっくり、痛めつけたうま味が弱っているうちにブイヨンの中に引き出します。えもいわれぬおいしそうな香りとともに、ソースの元が出来上がります。このようにフランス料理では強弱の火加減と素材のうまみでソースを作りあげます。現在のIHヒーターも、底面からの火力でしっかり焼くパワーはあります。なので、甲殻類のソテーには非常に向いています。

そんな前述のヒートトップでも最大の弱点があります。それは、そのヒートトップの前に立って作業をすると、とても熱い、です。夏場なんてそりゃ、地獄です。ずっと汗をかいています。おかげで夏場は体重がどんと減ります。

今ではもうそんなヒートトップを使用するレストランも少なくなり、IHヒーターが主流です。

業務用のそれは3相200Vのかなりパワーのあるものを使用しますが、前に立っても熱くなく、とても涼しいです。

さて、ここで本題のIHヒーターですが皆さんもご存知の通り、原理は電気と磁石です。電気と磁石を使用した構造に、鉄を持ってくると電気が発生するという原理が働き、電気=熱となります。

要するにIH対応は、その鍋・フライパンの素材に鉄を使用しているということです。そしてその熱が発生するのに鍋底が5~8mmくらい離れていても、鍋には熱が発生するという特徴もあります、鍋底が多少離れてもお湯を沸かすことが出来ます。

丁度、磁石に釘を引っ付けるとき、近くに持って来るだけでで引っ張られる。それくらいで熱が発生すると考えてください。

逆に言えば、近くに持っていく・鍋を置く、以外に熱が発生しないので安全です。鍋をはずしたら余熱の熱さに注意すれば、すぐ拭く事が出来ます。

昔、私の経験でこんなこともありました、仕事の手伝いで、ある和歌山のホテルに行ったときです。

そこのホテルはオール電化の厨房、そうです、すべてIHヒーターです。寒い時期だったので、厨房に入った時点でひんやり。IHヒーターが稼動しているところは既に鍋が置いてあり、何かが煮込んであったり、ソテーしたりしていましたが、いつまで仕事をしても厨房内はひんやり。寒い思いをしながら仕事をした事を覚えています。

さて、話がずれすぎです、IHヒーターです。

そんなIHヒーター、適した調理法は、ソテー・煮詰め・煮物・照り焼きなどです。機能によっては揚げ物、冬場の家族団らん鍋物にもいいです。昨今はパワーがあり、機能も充実したものが増えました。

ガスコンロと用途を変えて併用すれば、キッチンで作業もはかどる上、おいしい料理が楽しめます。

IHクッキングヒーターの利点

◎熱伝導が底面だけなので、ソテー・煮詰め・煮物・照り焼きなどに向いている。

◎熱伝導が鍋より直接伝わるので、甲殻類をこんがり焼くのに非常に良い

◎冬場の鍋家族団らんにはもってこいです

◎料理の味が少し薄いな、と感じるとき、少し煮詰めるのに便利

などです。

では欠点はないのか?といいますと、実はあります。

これは私が経験したことから、まず1点、揚げ物の温度設定が実際と比べると明らかに低いです。唐揚げを作るときなど、揚げる量が少し多いと温度がなかなか上がらないのと、180度で設定しても実際、中の温度は165~170度くらいです、この点を考慮して少し高めに設定して使うことをお勧めします。

さらにもう1点、チャーハンなどの炒め物で鍋を振るという動作がある場合、気をつけて振らないと上面のガラストップの部分が欠けたりするので、鍋を振る動作の炒め物には向いていない。という点です。

欠点をまとめると

◎揚げ物の温度設定があいまいなので、できれば油の温度を直接、測るほうがよい

◎鍋を振る動作の炒め物には向いていない

です。

 

このほかの動作は、常にあるとガスコンロの不備な点をカバーするのに、最適なキッチン道具になります。

私が良く行うのは、ある程度ガスコンロの上で味付けをして、それからIHヒーターを食卓の上に持って行き、そこで弱火で煮込む。そして食事の際あたためてそのまま取り分けて食べる。そうすると食卓で食べる時間が来る前に、もう既に、1品は出来上がっている。

ではどんなIHヒーターがいいのか?

まずパワーのあるもの、そして熱電源の輪が大きく広いもの、揚げ物を含め温度調節の幅が広いものなどです。

条件を含めた上で、私が選んだおすすめIHヒーターは以下の3点です。

 

1・パナソニック KZ-PH33

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パナソニック IH調理器 ブラック KZ-PH33-K

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2・日立 HIT-S55

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日立 卓上IH調理器 クッキングヒーター 1400W 8段階火力調節 保温機能 HIT-S55 B

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3・コイズミ KIH-1402

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コイズミ IHクッキングヒーター レッド KIH-1402/R

コイズミ IHクッキングヒーター レッド KIH-1402/R

 

 

 

追伸

「料理は心」と、よくいいます。確かに、なにものにも変えられないくらい愛情は大事です。その愛情が料理を作る最後まで持続する為にも、使いやすい道具は必須です。料理の大事な部分、「熱を入れる」が最大の焦点です。既に何点かを備えている家庭も多いと思います。熱源である、「電子レンジ・オーブン・ガスコンロ・IHヒーター」は、せめて良い物をそろえましょう。

あなたも、毎日、買い物が楽しくなるくらい家族の笑顔をみたくはありませんか?